ベイビーステップの意味は?小さな一歩を踏み出す3ステップ

こんにちは、奥山です。ベイビーステップ、ご存知ですか?私の大好きなテニス漫画です。主人公のエーちゃんがテニスを通じて成長する物語で、高校からテニスに親しんできた私にはどストライクの物語です。ちなみに写真はナダル選手。私の愛用ラケットもBabolat(バボラ)です。

『マジメ』に生きるってすごくカッコいい!! この漫画、絶対本気になりますよ!!

ベイビーステップ単行本1巻の帯より引用

と、松岡修造さんもアツく語ってます。

私がベイビーステップを大好きな理由は2つ。1つは少年漫画にありがちな「必殺技」に一切頼らない設定。もう1つは読み応えのあるストーリー展開。体格や才能に恵まれず、性格も不器用なエーちゃんが自分と向き合い、応援してくれる人たちに助けられながら、1つずつ課題をクリアしていく。悩みながらも歩みを止めないエーちゃんは

自分に似ている・・・

と思うくらい、とても共感を覚えます。

奥山

テニス好きの私にはピッタリ!

ベイビーステップの意味は「小さな一歩」

ベイビーステップとは「よちよち歩き」のこと。つまり赤ちゃんが歩むような「小さな一歩」を意味します。作品のタイトルになるほど重要な言葉ですが、10年続いた連載の中で使われたのはたった1度。エーちゃんが2週間のフロリダ修行から帰るとき、アレックスから贈られた言葉です。

baby-steps

Baby Steps to Giant Strides

意味は「小さな一歩一歩が、大きな進化となる」。フロリダ修行で成長は感じていたエーちゃんですが、試合では27連敗。目の前の1勝という結果を出せず、悩み苦しむ姿を見ていたアレックスならではの言葉です。

私たちも同じ。大きな夢や目標を持つのは素晴らしいこと。しかし、大きな目標ほど「じゃあ、今日は何をすれば?」と具体的な行動が分からなくなり、目の前の一歩が踏み出せない・・・

そんな時の解決法がベイビーステップです。まずは小さな一歩を踏み出す。今回は、小さな一歩を踏み出す3ステップをお伝えします。この3ステップを使えば、あなたの夢や目標は確実に近づきます。

小さな一歩を踏み出す、ベイビーステップ3ステップ

ではベイビーステップの3ステップです。

ベイビーステップノートを作る

まずはベイビーステップノートを作ります。ちなみにエーちゃんのテニスノートは4年で78冊以上(41巻時点)。私たちは1冊目を作るところから始めましょう。エーちゃん好きなら、タイトルは「ベイビーステップノート」と書きましょう。テンション上がりますよ。ノートには夢や目標にたどり着く行動を書きます。できるだけ細分化したものを。小さな一歩を踏み出すために。

細かく細かく。「これならできる」と思う量まで。

ベイビーステップノートを行う

そしたらやってみます。できるだけ細分化した行動を実施します。

ベイビーステップノートを改善する

当然、うまくいかないことが出てきます。特に最初のころは。そうしたらエーちゃんのように原因を振り返り、1・2を繰り返します。具体的な方法は以下にて。

ベイビーステップ改善9メソッド

ここからが本題です。大きな夢や目標ほど計画通り進まず、うまくいかない事がほとんど。そんな時は歩みを止めがち。そこで、躓いた時こそ効果を発揮するベイビーステップ改善法を9つお伝えします。

さらに細分化してみる

やるべき行動が止まったら、さらに細分化してみましょう。私の場合、朝のウォーキングを習慣にする前は「今日はウォーキング行きたくないな~」という日が3日に1度くらいあったんですね。で「ま、いっか」とたまに休む。その繰り返し。「もう少しウォーキングを習慣にしたいな~」と悩んでたんですね。

ですので、行動を細分化しました。すると、ウォーキングに行く前に「ウェアに着替える」「ハートレートモニターをつける」「ウォークマンを用意する」「ウォーキングシューズを履く」「家のカギをかける」。この5つが必要な行動だと分かったんですね。確かに気分が乗らない日は「ウェアに着替えるの面倒だな~」とか「ウォークマン充電してないな~」とか、ウォーキングに行く前に、5つの行動を言い訳にしてたんですね。

じゃあ用意しとこう。

と思って、5つを用意してから寝るようにしたんです。その結果、スムーズに習慣にできました。気分も楽になり、気持ちよくウォーキングに行けるようになりました。

完璧を求めない

エーちゃんも最初は完璧主義者。高校の授業でも、授業用ノートとは別に2冊目の清書用ノートを作ってました(単行本1巻)。なっちゃんからは

うわっ2度手間

と突っ込まれてます。完璧主義の人は、結果も100点、プロセスも100点を取ろうとします。そしてどうでもいい部分に時間をかける。私もそうでした。

そんな完璧主義の人は、結果にフォーカスしましょう。ノートを2冊作らなくても、テストで100点を取れれば良し。エーちゃんもそのことに気づいたのか、テニスでは清書用ノートはなし。そのぶん練習に時間を使うようになりました。その結果、もの凄いスピードで急成長を遂げていきます。

合格点を知る

そもそも70点で良いテストもあります。70点で良いなら、プロセスは30点で十分。

プロセス100点 = 結果100点 → 合格
プロセス 30点 = 結果 70点 → 合格

どんどん失敗する

自信をもって失敗できる人になりましょう。結果が出るまでは、

俺はまだテストしてるだけ。

と割り切り、楽な気持ちで取り組みましょう。失敗したら「どうしたら次はもっと良くなるか」に集中するだけ。

期限を決める

期限を決めましょう。期限を決めないと、いつまでも終わらなくなります。特に完璧主義の人は。期限を決め、その時間の中で最善を尽くす。あまりにも期限が短かったら、少し伸ばす。スピードアップしてきたら、少し短くする。少しずつ調整しながら

期限の中で最善を尽くす

感覚を身に着けていきましょう。

いますぐこの場で始める

手が止まったら、とりあえず目についたものをやってみましょう。目標を達成するために細分化された1つなら、どの順番でやっても前進です。今までとは違う順番でやってみることで、新たに気づくこともあります。

とりあえずその場に行く

とりあえず、目標とする場に行ってみましょう。家を買いたいなら、新しい家に行ってみる。WEB業界で成功したいなら、成功してる人が集まる場に行ってみる。私たち人間の五感を侮ってはいけません。目標とする環境に身を置くことで、自分は何が欲しいのか、何が足りないのかをリアルに肌で感じることができます。大切なのは今いる場所です。

現実を受け入れる

例えば、サラリーマンとして働きながらビジネスに挑戦していれば時間に限りがあります。そんな時は「時間がない」と考えるのではなく、現実を受け入れ、今あるものに感謝して前進しましょう。「一人暮らしだから、時間はすべて自由に使える」「サラリーマンだから、毎日の生活には困らない」など。あるものに感謝して進みましょう。

今を楽しむ

今を楽しみましょう。楽しむことで、パフォーマンスも上がります。やりたいことから始めてみたり、目標を1つクリアするごとにご褒美を与えてみたり。今を楽しむ方法を意識して取り入れましょう。

最後に

昔のエーちゃんのように、私も完璧主義の傾向があり、油断するとクオリティ優先になりがちです。デザインは特に。そんな時は今回の3ステップと9メソッドに立ち戻り、都度修正するようにしてます。うまくいかず手が止まってしまう時ほど、ベイビーステップで歩みを進めてみてはいかがでしょうか。

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